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補陀落

「野田佳彦と小沢一郎」試論

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「野田佳彦と小沢一郎」試論

小沢一郎氏は、自民党を飛び出して非自民政権を作ることを宿願とする。野田はこれとは逆に自民党に合流することを狙っているように思えてならない。
民進党幹事長に就任した野田は、これからの政治を占うキーマンである。
試論を書き始めた。

前々から野田佳彦くらい、前首相のくせに人々の話題にもされないのはなぜなんだろうと疑問に思っていた。
今から何年前になるだろうか?
野田が首相時代にやったことは、消費税を5パーセントから10パーセントに一気に2倍にし、同時にマイナンバーも導入、30万人のデモ隊に囲まれながら311後初の原発再稼働もやっている。
さらに歴代自民党内閣でさえできなかった武器輸出解禁、TPP協議参加表明、野田の私的諮問機関は「集団的自衛権容認」も打ち出していた。
野田が首相時代にやったことは極めて重大なことばかり。
野田の女房役で2012年総選挙で現役官房長官として史上初めて落選した藤村元官房長官が「安倍路線を敷いたのは野田佳彦だ」と豪語するのも当然である。

その野田佳彦が、民主党政権が下野して、4年目?にしてようやく人々の話題にされるようになってきた。
蓮舫が民進党代表に選ばれ、野田が幹事長に抜擢されたからである。
コラムニストの北原みのりは「野田さんの名前が出た朝、くらっときた。ああ!4年かけてようやく顔を忘れかけてきたというのに。悪夢が一気に蘇ってきた感じだ」と語っている
(北原みのり「蓮舫さんが語らなかったこと」〈週刊朝日〉 - Yahoo!ニュース

確かに私も蓮舫が代表になれば、野田佳彦は常任幹事会の一員くらいにはなるだろうなと予想していたが、まさか幹事長に就任するとは夢にも思わなかった。多くの人がショックを受け、落胆したのは間違いない。
野田幹事長就任の波紋は、党外だけではない。党内にも広がっている。産経は「蓮舫氏、早くも少数派 赤松グループ離反、割れる旧維新」という見出しで、蓮舫の推薦人だった赤松氏が「今後は(執行部と)一線を画す」と周囲に伝えたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-00000058-san-pol
これだけの反発をよそに、幹事長に抜擢された野田と蓮舫。ここまでの情実人事を見せつけられると、野田と蓮舫とは、ただならぬ関係にあるのではないかと疑いたくなる。反発されればされるほど燃え上がるバカップルの可能性も否定できない。
民進党の良識ある議員たちは、くれぐれも野田と蓮舫のバカップルの無理心中につきあうことがないように祈りたい。
続く

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