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これに対して共産党は「方向性としては前向きだが、今後よく吟味したい」とした上で[5]、選挙区絞り込みの方針自体は変更しないとした[3]。また民主党は「次元の低い問題外の話」「党利党略の発想を内包する改正案に応じるわけにはいかない」と反対の意向を示した[6]。」
以上の通り、自民党にとって、共産党の候補取り下げは、大きな脅威なのである。
一昨日夜、野田前首相が「野党結集は、小沢抜きで」と発言。
これをきっかけにツィッターでは「野田こそ出て行け」と反発する声が絶えない。
振り返ってみると、2012年暮れの解散総選挙で大敗北した野田前首相は、これまでずっと表舞台に姿を現さなかった。
去年安保国会の最中、野田前首相がサングラスにマスクをし、変装して安保法案反対デモを見学した、と岡田代表が記者会見で明らかにし、小さく報じられた。
「ふーん、顔を隠さなければ、安保反対デモにも行けないのかよ」と思ったものだが、目立った?動きといえばこれくらいだった。それくらい鳴りを潜めていた。
今年になって、ようやく予算委員会に登場し、安倍首相と議論を交わし、これは注目された。
そして、一昨日夜の発言である。
私は、前々から2012年の野田前首相の解散総選挙について、民主党が200議席という前代未聞の数の議席を失ったこともあり、強いこだわりと関心を持って来た。
もう一つ、関心を持ち続けている最大の理由は、野田前首相が解散を決めた日が、小沢一郎氏の無罪が確定したその翌日だったからである。ほぼ同時だった。
週刊ポストなどは、その年の3月頃、民主党与党幹部らが無罪判決によって小沢氏が復権することを警戒していると書いていた。
野田前首相が突然解散総選挙に踏み切った理由について、色々なことがいわれているが、小沢氏の無罪判決隠しだった可能性も否定できない。
だからこそ、野田氏は今も小沢氏を強く意識せざるを得ないのではないか。
それにしても一昨日の野田氏の発言は誰が見ても異様であり、何か、複雑な心理を抱えていることをうかがわせるに十分なものだった。
真相は野田氏が率直に語る以外にないだろう。(了)